極上の鳳眼竹、王小迪先生から譲り受けました!

 こんにちは!先月、王小迪精品弓工場より弓を入荷しました。

 一部は、11月末に開催しました、長崎出張店舗でお披露目済みですが、
今回は、通常ラインナップに加えて、普段あまり見ることがない、一風変わった弓を王先生に作ってもらいました。近日、福岡の店舗にて「王小迪弓 歴史展示コーナー」を設置予定でして、そこに展示する弓となります。いろいろ種類はありますが、なかでも面白いのは、

歪把弓」と「極品の鳳眼竹

です。

展示コーナー、完成しましたらご報告させていただきます!!

 

◆歪把弓

 こちらは、長崎にてお手に取っていただいた弓になります。歪把弓は、二胡演奏家、音楽教育家であった蒋風之先生が1970年代にご自身で手作りした弓。蒋風之先生がこれを用いて演奏した「漢宮秋月」は、天下に知れわたったとされます。画像をみてください。弓が変な方向に歪んでいますね。とても貴重な資料です。

↑ 横から見た竹の曲がり

↑ 上からみた竹の曲がり

 

◆極品の鳳眼竹

 王小迪精品弓工場で作られる鳳眼竹は、臻品クラスのものとなります。鳳眼竹は観音竹とも呼ばれ、この竹でつくられた弓は、縁により持ち主と結ばれるそうです。また、使い手に幸運をもたらすとも言われています。

 近年において、花紋と呼ばれる、鳳凰の眼のような模様がきれいに出る竹はほとんど採れず、めったにお目にかかれないそうです。そんな大変貴重な「極上の鳳眼竹」の弓を、王先生が所有するコレクションの中から1つ、私に送ってくださいました。これはもう、独り占めするより、お客様に広く見て触れてもらわないとバチが当たりますよ。ということで、店頭にて触れるようにしたいと思います。

 

 

 

 

 

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