【二胡駒】新しい材で駒を作ります
7年ほど前、私が二胡駒の製作を本格的に始めた頃、不思議な材に巡り会ったことがありました。
それは、
島根県隠岐島にある伊後神社の黒松。樹齢500年と推定され、伊後の大松ともいわれる御神木。
松脂成分を多く含み、松の一般材と比較してはるかに重く緻密で、家具や工芸品の材料として大変貴重な材。
私が手にしたものは昭和時代に指定業者が管理伐採したもので、染み出る脂を落ち着かせるために約40年も蔵で寝かし、脂が結晶化したもの。
磨くと鼈甲か琥珀のような透明感が顕在化し、2cm厚の材でも光を透し、 材自体が紅色を呈する。
当時、この材で製作した駒は、私が製作したものの中で最も高価でしたが(単純に材料が高価)、
音量がやや抑え気味になるも、ノイズの少なさ、音の厚み、低音と高音のバランスがとれており、
「楽器」としての要求も満たしてくれ、短期間で完売してしまいました。
上記の材は、手元には標本として少し残っているのみです。
ですがっ❗️❗️❗️
今回、あるルートから、上記とはまた別の、性質が似た節材を入手することができました。
水に沈むほど重く、繊維内には結晶化した脂が琥珀色に輝き、LED光で紅色に!!
節部分で、木目もとても緻密!!
期待大です。
近々、これで駒を製作し、駒に適材であることが確認できましたら、ご紹介させていただきます。



