Fang Fang その種類と違い いろいろ!製作工場インタビュー
こんにちは!
昨年より、早くまとめねばと思い放置していた記事!遅くなりすみません。
二胡を演奏される方で、知らない人はほぼいないと思われます、著名な弦がこちら、Fang Fangシリーズですね。
これらの弦には、弦の使用期間が2~3カ月と明記されており、他社ブランドと比較して寿命が短いイメージがありますが、性能はよく安定しており、扱いやすい弦だと思います。価格が安めなので、頻度良く弦を交換し、新しい良い状態を常に保ちたい方にはお勧めです。
さて、こちらのシリーズには、画像のように4種類があります。そして、右下の「中芸科技SOLO」は、日本ではあまりみかけないかな、という印象です。
どの弦を愛用するか・・・それは二胡の状態や音色の好みによるため、使ってみてよいと思うものをセレクトする、でOKですが、4種それぞれが、そもそもどういう関係にあるのかを知っておくのも、知識としてはあってよいかも。ということで、以下にまとめてみました。
なお、弊社では、安心品質で弦を提供するため、製造工場「朱鳳良琴弦研制社」から直接仕入れており、以下の内容も、工場担当者にヒアリングした内容となっております。
【弦の種類】
大きく、弦の直径により2分されます。そして、それぞれに「普及グレード」と、SOLOと記載された「上級グレード」があります。
SOLOは、朱鳳良の長年に亘る技術が注がれており、演奏家が求める高い要求に応える品質となっております。
①弦の直径が、 A-1st 0.26mm、D-2nd 0.44mm
普及グレード:Fang Fang 赤
上級グレード:Fang Fang SOLO
②弦の直径が、 A-1st 0.25mm、D-2nd 0.42mm
普及グレード:Fang Fang 青
上級グレード:中芸科技 SOLO
【弦の直径の違いは何を生む?】
上記のとおり、①と②では、弦の直径が内弦で0.01mm、外弦で0.02mm異なり、①の方が太めに製作されております。この違いが、弦を選ぶ上で重要です。
もともとは、②(細い方)の仕様が標準。それは、中国の伝統曲に合う柔らかい柔軟な表現を追求した結果であり、そのような表現や音色を追求するのであれば、②の方がふさわしい。
そして、近代において、二胡の演奏スタイルに変化がみられ、演奏曲も海外曲が増え、より大きな音量や、力強い表現が必要とされるようになってきました。これに対応するために、①(太め)の仕様が追加され、径を太くすることで弦の張力が上げられています。
このように、弦の直径の違いにより、チューニングしたときの弦の張力に違いが生じます。弦が細いと張力が小さく、弦が太いと張力が大きくなる。それが結果として、どういう音色を目指すのか・・・に関係してきます。
あなたは、伝統的な表現にふさわしい①、近代的な表現を追求した②、どちらを選びますか?
【パッケージロゴの今後】
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、「Fang Fang」モデルについて、最近はパッケージに「FL-ZHU®」と記載されるようになりました。
これは、偽造品対策としての商標登録上の対応であり、今後は、Fang Fangに代わって、商標登録された「FL-ZHU®」にブランド名が変更されるとのことでした。現在は、経過措置として、これら両方が印刷されています。
弊社でも、まだ一部に「FL-ZHU®」が印刷されてないロットが若干入っておりますが、工場直仕入れにつき、品質についてはご安心ください!
弦の詳細はこちらをクリック ↓
